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ジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長ら電話会談 FTA交渉継続を判断へ

ジョンソン英首相=9月29日(ロイター)
ジョンソン英首相=9月29日(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】英国のジョンソン首相は14日、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長とミシェル大統領と電話会談を行い、自由貿易協定(FTA)など新たな関係構築に向けた交渉について協議した。

 英政府によると、15日を交渉期限としていたジョンソン氏は電話協議で、交渉で進展がなかったことに「失望した」と表明。一方、「合意を望んでいる」とも述べ、15~16日のEU首脳会議での協議次第で交渉を継続するか否かを決める方針を示した。

 EUを離脱した英国は3月上旬、EUとFTAなどの交渉を開始した。しかし、「公正な競争条件の確保」や「英周辺海域の漁業権」などの主要課題をめぐり、協議は難航してきた。 英EU間で離脱前の関係が維持される「移行期間」が今年末に終了することを踏まえ、ジョンソン氏はこれまで今月15日のEU首脳会議までに合意できなければ「(英EU間に)FTAはない」と強調し、EU側に譲歩を求めていた。

 一方で、英メディアによると、EU側は交渉の継続を望んでいる。ジョンソン氏がEU首脳会議での協議を経て、交渉継続を判断するかどうかが焦点になりそうだ。ロイター通信は英EUが年末に向けて交渉を続ける見通しであると報じている。

 ただ、英EUが交渉を続行しても合意できるかどうかは不透明だ。ミシェル氏は電話協議終了後、自身のツイッターで「交渉のテーブルで進展がみられるよう(英国に)再び圧力をかけた」と投稿。主要課題で英国側に譲歩を迫ったことを明らかにした。

 フォンデアライエン氏も協議後、ツイッターで「EUは合意(に向けて)取り組んでいるが、いかなる犠牲を払うというわけではない」とし、交渉で妥協しない姿勢を見せた。

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