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習近平氏「核心」再び明記 共産党が「長期施政に関わる」新規則

中国の習近平国家主席(新華社=共同)
中国の習近平国家主席(新華社=共同)

 【北京=西見由章】中国共産党は13日までに、習近平総書記(国家主席)を「党中央や全党の核心」として擁護する義務を盛り込んだ党の規則「党中央委員会工作条例」を制定した。習氏の「核心」としての地位はすでに党内で確立されているが、今回改めて明文化したのは2022年以降の3期目続投に向けた布石の一環とみられる。

 条例と同時に出された「通知」は、同条例が「党の長期執政と国家の長期安定」に関わると言及。「習近平同志を核心とする党中央の権威と統一的な指導を揺るぎなく擁護することが最も重要だ」と強調した。

 習氏の党内における「核心」としての地位は16年に開かれた党の重要会議で決定。その後も折に触れて党や政府の重要文書などで言及され、19年制定の「党組織工作条例」も「習総書記の核心の地位」を擁護する義務を定めている。

 今回の条例は、10月下旬に党の重要会議「第19期中央委員会第5回総会(5中総会)」が開かれるのを前に、習氏への高度な忠誠を党高官に要求する狙いがありそうだ。習氏は3期目続投を目指しているが、米国との対立激化などを受けて「長期政権化よりも、まずは現政権の安定維持に懸命だ」(北京の中国人ジャーナリスト)との見方もある。

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