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中国、9月の輸出は9・9%増 4カ月連続プラスで輸入も拡大

中国・深●(=土へんに川)の国際空港に掲げられた華為技術(ファーウェイ)のロゴ(ロイター=共同)
中国・深●(=土へんに川)の国際空港に掲げられた華為技術(ファーウェイ)のロゴ(ロイター=共同)

 【北京=三塚聖平】中国税関総署が13日発表した9月の貿易統計(ドル建て)によると、輸出は前年同月比9・9%増の2397億ドル(約25兆3千億円)だった。4カ月連続のプラスで、増加幅も8月(9・5%)から拡大した。新型コロナウイルスの影響で需要が増しているマスクや、ノートパソコンなどの輸出が伸びている。

 輸入は13・2%増の2027億ドルで3カ月ぶりのプラス。経済再開で内需が拡大したもようだ。輸入品目では集積回路が約28%増と伸びが目立つ。トランプ米政権が9月に、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)への半導体輸出を全面的に禁じる新規制を施行しており、同社が在庫確保を急いだ可能性がある。

 税関総署の李魁文(り・かいぶん)報道官は13日の記者会見で、世界での新型コロナの流行などを挙げ、「不確定、不安定な要素は明らかに増えており、中国の貿易は複雑で厳しい情勢に直面している」と述べ、先行きについて慎重な見方を示した。

 1~9月の累計では、輸出が前年同期比0・8%減、輸入が3・1%減だった。同時期の国・地域別の輸出では、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けが4・9%増、欧州連合(EU)向けが3・1%増と伸びている。

 対立が激化している米国向けは、輸出が0・8%減、輸入が0・2%増だった。8月単月では輸出が前年同月比で約21%増で、輸入は約25%増だった。2月に発効した米中の「第1段階」貿易協定は、中国が米国産農産物などの輸入を2年で2千億ドル増やすことが柱。足元では輸入が伸びているものの、現在のペースでは目標に達するのは難しいとみられる。

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