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米最高裁判事の承認人事 民主副大統領候補のハリス氏が反対

7日、米ソルトレークシティーで、副大統領候補者討論会に臨む民主党のハリス上院議員(ゲッティ=共同)
7日、米ソルトレークシティーで、副大統領候補者討論会に臨む民主党のハリス上院議員(ゲッティ=共同)

 【ワシントン=平田雄介】トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名した保守派のバレット連邦控訴裁(高裁)判事の人事を承認するかどうかを審議する上院司法委員会の公聴会は初日の12日、同委の委員が意見を表明し、11月3日実施の大統領選の民主党副大統領候補、ハリス上院議員がバレット氏承認に反対の姿勢を示した。

 ハリス氏は、バレット氏指名の契機となったギンズバーグ元最高裁判事=9月死去=を女性や労働者の権利を擁護したと称賛する一方、バレット氏を「その功績を覆す人」と表現。同氏の指名により「女性の妊娠中絶や労働者の権利が危機にひんしている」と訴えた。

 また、新型コロナウイルスで多数の死者が出ているにもかかわらず、共和党は同氏承認の審議を進めることで、民主党のオバマ前政権が導入した「医療保険制度改革法(オバマケア)が提供する権利や保護を後退させようとしている」と批判した。

 バレット氏は以前、オバマケアや妊娠中絶の権利を認めた最高裁判例に異論を唱えたとされる。ただ、12日の証言では「憲法や法律を書かれた通りに解釈する独立した最高裁」を掲げ、政策決定や価値判断は「政治家の仕事」と強調した。

 この日は共和党議員が賛成、民主党議員が反対の姿勢を示し党派対立が鮮明になった。ハリス氏ら民主党議員は次期大統領が決まるまで承認を待つよう訴えたが、共和党のグラム委員長は「この手続きが憲法に反する点はない」と退けた。

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