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【米大統領選】トランプ氏に「感染リスクなし」と主治医 本人は「全快」強調し選挙運動再開に意欲

トランプ米大統領の主治医、コンリー医師(中央)(AP)
トランプ米大統領の主治医、コンリー医師(中央)(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領の主治医、コンリー医師は10日、「大統領が他人にウイルスを感染させるリスクはなくなった」と発表した。同日朝にトランプ氏に実施したウイルス検査の結果から判断したとしている。トランプ氏は同日、ホワイトハウスの南庭で開かれたイベントで数百人の支持者を前に演説し、感染で中断していた11月3日実施の大統領選の選挙運動を再開させる意向を強調した。

 コンリー氏が発表した声明によると、トランプ氏は米疾病対策センター(CDC)が定める自主隔離解除の基準を全て満たしたと指摘した。

 CDCは新型コロナ感染者が他者と接触を再開できる条件に「発症から10日間経過した」「解熱剤を使用せずに熱が下がった状態が24時間続いた」「その他の新型コロナの症状が改善した」の3つを定めている。

 コンリー氏の所見は、トランプ氏の選挙運動再開を「時期尚早だ」とする批判を覆す根拠となる。

 ただ、声明は同氏がウイルス感染が陽性か陰性かは明らかにしていない。

 トランプ氏は10日のイベントで、ホワイトハウスのバルコニーから「法と秩序の維持」をテーマに約18分間にわたり演説し、「左翼勢力が警察に仕掛けた戦闘で最も傷ついているのは黒人だ」と訴えた。

 トランプ氏は最初、マスクを着けていたが、すぐに外して演説した。

 トランプ氏は11日、FOXニュースの番組で「回復すれば免疫がつく。私には免疫ができたようだ。対立候補のように地下室に潜伏する必要はない」と述べ、「全快」を強調した。

 トランプ氏は12日に南部フロリダ、13日に東部ペンシルベニア、14日には中西部アイオワの激戦諸州を訪れ、世論調査で優勢を保つ民主党候補、バイデン前副大統領への追い上げを図る。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた主な全国世論調査の平均支持率(11日)は、バイデン氏51・9%、トランプ氏42・1%。トランプ氏の一方的な発言が目立った1回目の大統領候補討論会(9月29日)の後に実施された各種世論調査では、バイデン氏の支持率がわずかに上昇している。

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