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【米大統領選】バイデン氏なお優勢 激戦6州は僅差に 投票まで1カ月 

バイデン前副大統領(AP=共同)
バイデン前副大統領(AP=共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日実施の米大統領選まで1カ月。再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は、引き続き優勢にある民主党候補のバイデン前副大統領(77)に対し、激戦州で差を縮めているものの、形勢逆転には至っていない。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた2日現在の両候補の全米平均支持率は、トランプ氏43・1%、バイデン氏50・1%。CNBCテレビが1日発表した、9月29日の1回目の大統領候補討論会を踏まえた世論調査結果では、バイデン氏の支持率はトランプ氏を13ポイント上回る54%だった。

 討論会後に発表される科学的世論調査としては初となるCNBCの調査結果では、53%が「バイデン氏の方が討論会で出来が良かった」と答え、トランプ氏の29%を大きく上回っており、討論会でトランプ氏がルールを無視して一方的な発言を繰り返したことが支持率に影響した可能性がある。

 大統領選の勝敗は、全米50州と首都ワシントンに割り当てられた大統領選挙人の合計538人の過半数(270人)を確保できるかどうかで決まる。

 選挙分析で定評のあるバージニア大のラリー・サバト教授(政治学)は1日、バイデン氏が279人の選挙人を確保する見通しとなり、同氏が勝利する可能性が高まったとする分析結果を主要な選挙専門家として初めて明らかにした。

 ただ、勝利の行方を左右する「激戦州」とされる6州の平均支持率(2日現在)はバイデン氏48・6%、トランプ氏45・1%で、両者の差は3・5ポイントに過ぎない。

 2016年の前回大統領選で、6州での民主党のクリントン候補とトランプ氏との同時期の支持率の差は3・8ポイントだったが、トランプ氏はそこから巻き返して当選を果たしている。

 また、トランプ氏の仕事ぶりに対する平均支持率は45・6%。大手調査会社イプソスのクリス・ジャクソン上級副社長(広報担当)は「この数字は再選を果たせなかったカーター、父ブッシュ両大統領の同時期の支持率を上回っている」と指摘し、「トランプ氏が負けると決めつけてはならない」と強調した。

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