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北朝鮮が菅政権を批判「安倍のまねをして拉致問題に未練」

就任後初の記者会見に臨む、菅義偉首相=16日午後、首相官邸(松本健吾撮影)
就任後初の記者会見に臨む、菅義偉首相=16日午後、首相官邸(松本健吾撮影)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮外務省は30日までに、公式サイトに同省日本研究所の研究員名義の記事を掲載し、菅義偉(すが・よしひで)政権が、北朝鮮による日本人拉致問題の解決など安倍晋三前首相の優先政策の継承をうたっていることを批判した。「拉致問題はわれわれの誠意と努力で既に完全無欠に解決された」とも主張した。

 北朝鮮が政府の公式サイトで「菅政権」と明示し、発足に言及するのは初めてとみられる。北朝鮮は米国との非核化交渉が行き詰まり、新型コロナウイルスや水害対応など国内問題を優先する姿勢を示す中、対日外交は当分、様子見が続く見通しだ。

 記事は、安倍前首相が北朝鮮を孤立、窒息させるために歴代首相の中で「最も敵対的な政策」を実施してきたとし、「拉致問題を政治的人気と自らの価値を上げるのに悪用した」と批判。その対北政策は「総破綻」したにもかかわらず、「菅政権が安倍のまねをして拉致問題に未練」を持ち、周囲に協力を求めて回っていることを非難した。

 前政権から何を継承しようが「全く意に介さない」とし、「われわれに手出しするというなら、看過はできない」と牽制(けんせい)した。

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