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中国共産党序列4位の汪洋氏「台湾独立は袋小路」

 新型コロナウイルス対策の功労者に勲章を授与する式典に臨む中国の習近平国家主席(中央)=9月8日、北京の人民大会堂(共同)
 新型コロナウイルス対策の功労者に勲章を授与する式典に臨む中国の習近平国家主席(中央)=9月8日、北京の人民大会堂(共同)

 【北京=西見由章】中国共産党序列4位の汪洋・人民政治協商会議(政協)主席は20日、福建省アモイで開かれた「海峡フォーラム」の開幕式にビデオメッセージを送り、「台湾独立は袋小路だ。外国と結託して自らの存在感を高めても、耐え難いリスクを台湾にもたらすだけだ」と述べ、トランプ米政権に接近している台湾の蔡英文政権を牽制(けんせい)した。

 同フォーラムは2009年から毎年、中国が主催している中台交流イベント。今年は台湾最大野党で親中派の国民党が不参加を決め、汪氏も「他の公務」を理由に開幕式を欠席した。政協主席や国民党側の代表が欠席するのはいずれも初めてで、中台関係の全面的な冷え込みを象徴する事態といえそうだ。

 汪氏はメッセージで「(台湾)島内には大陸経済、文化との『切り離し』を画策する者がいるが、これは台湾に百害あって一利なしだ」と語った。

 ただ台湾の“中国離れ”は、中国側が強圧的な言動によって自ら招いている側面も大きい。中国国営中央テレビは10日、インターネット上の番組で、国民党側のフォーラム参加について「和議を求めに来る」と報道。台湾世論の強い反発を受けて国民党がフォーラム不参加を決めていた。

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