PR

ニュース 国際

対イラン「19日に国連制裁復活」 米高官発言

左から米国とイランの国旗(ロイター)
左から米国とイランの国旗(ロイター)

 【ワシントン=住井亨介】米国務省のエイブラムス・イラン担当特別代表は16日の電話記者会見で、対イラン国連制裁が19日午後8時以降(米東部時間)に復活するとし、国際社会の同調を求めた。

 国連制裁の復活は2015年のイラン核合意を承認した国連安全保障理事会決議に基づくものだが、安保理理事国の間では核合意から離脱を宣言した米国には制裁の再発動を求める権限がないとの見解が有力だ。

 エイブラムス氏の発言は、米政府が独自に新たな措置をイランに科すことを指すものとみられる。エイブラムス氏は会見で、イランが「イラク、シリア、イエメン、レバノンを不安定化させ、テロを支援し続けている」とし、制裁再発動の必要性を訴えた。

 米国は8月20日、対イラン武器禁輸措置を延長する米国提出の安保理決議案が否決されたことを受け、国連制裁の全面復活を求める手続きを開始した。

 イラン核合意を承認した安保理決議では、核合意参加国のいずれかがイランの合意違反を安保理に通知すれば、事実上30日後には核合意で解除された対イラン安保理制裁が全面的に再発動されることになっている。

 だが、米国の行動に核合意参加国はいずれも反発しており、米国は安保理で孤立し、同調する国は少ないとみられる。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ