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射殺の黒人女性遺族に和解金12億円 米ルイビル市、警察改革を約束

3月に射殺されたブレオナ・テーラーさんの母親=15日、米ケンタッキー州ルイビル(ゲッティ=共同)
3月に射殺されたブレオナ・テーラーさんの母親=15日、米ケンタッキー州ルイビル(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク=上塚真由】米南部ケンタッキー州ルイビルで3月、就寝中だった黒人女性の救急救命士、ブレオナ・テーラーさん=当時(26)=が警官に射殺された事件で、ルイビル市は15日、遺族に1200万ドル(約12億6500万円)の和解金を支払い、警察改革に取り組むことで合意したと発表した。

 遺族が4月に民事訴訟を提起。弁護人によると、警官の発砲によって死亡した黒人女性のケースでは過去最高金額となるという。フィッシャー市長は会見で、テーラーさんの死に対し「深くおわびしたい」と謝罪。警察改革には、捜査令状の取得方法の見直しなどが含まれている。テーラーさんの母親は「(和解は)ブレオナの完全な正義を得るための始まりにすぎない」と述べ、関わった警官の刑事訴追を求めた。

 事件では薬物捜査の令状を持った警官らが、テーラーさんの自宅にノックをせずに突入。テーラーさんは就寝中だったが、交際相手が警官を侵入者と勘違いし発砲したところ、警官も応酬し、少なくとも8発がテーラーさんに当たり死亡した。テーラーさん宅からは薬物は見つからなかった。

 人種差別撤廃を求める抗議活動の象徴的な事件で、テニスの全米オープンでは大坂なおみ選手が1回戦でテーラーさんの名前が書かれたマスクを着用し、抗議の意を示した。

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