PR

ニュース 国際

台湾経済・外交の「守り神」 安倍首相に高い評価

出邸する安倍晋三首相=6月19日午前、首相官邸(春名中撮影)
出邸する安倍晋三首相=6月19日午前、首相官邸(春名中撮影)

 【台北=矢板明夫】安倍晋三首相の辞任表明を受け、台湾の蔡英文総統は28日、「安倍首相は一貫して台湾に対し友好的であり、政策面や台湾人との友情の面で積極的な役割を果たしてきた。私たちは安倍首相との友情を大事にし、健康回復を祈ります」と述べた。

 台湾のネットメディアは同日午後、「長い安倍時代が歴史に」「健康悪化で東京五輪開幕を待てなかった」などの表現で首相辞意のニュースを伝えた。報道を受けた日経平均株価の下落が台湾経済に与える影響を懸念する書き込みもインターネットにみられた。

 安倍首相は中国の反対を押し切って、日本の対台湾窓口機関を「交流協会」から「日本台湾交流協会」に改称し、台湾各界で高く評価された。

 政治評論家、呉嘉隆氏は安倍政権について「台湾にとって経済、外交、安全保障面で『守り神』のような存在だった」と高く評価。「安倍政権の金融、財政政策によって日本経済が安定したことが台湾にいい影響を与えたほか、安倍氏はこれまでの日本政府の親中政策を軌道修正し、日米関係を強化したことによって、台湾の周辺環境はより安全になった」と指摘した。

 日本の次期首相が安倍首相の親台政策を継続するかどうかは、台湾社会の大きな関心事となっている。日本メディアが伝える後任候補らの対中、対台政策を早速分析する台湾のテレビ報道もみられた。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ