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大坂選手「アスリートである前に黒人女性」 黒人銃撃事件で大会棄権表明 米スポーツ界で広がる抗議活動

テニスのウエスタン・アンド・サザン・オープン女子シングルス準々決勝で勝利し、引き揚げる大坂なおみ。黒人男性銃撃に抗議し準決勝を棄権することを明らかにした=26日、ニューヨーク(共同)
テニスのウエスタン・アンド・サザン・オープン女子シングルス準々決勝で勝利し、引き揚げる大坂なおみ。黒人男性銃撃に抗議し準決勝を棄権することを明らかにした=26日、ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク=上塚真由】米中西部ウィスコンシン州ケノーシャで23日に黒人男性が警官に背後から銃撃された事件を受けて、女子テニスで元世界ランキング1位の大坂なおみ選手(日清食品)が26日、現在出場中のウエスタン・アンド・サザン・オープンを棄権すると表明した。米国では事件を受けて人種差別の抗議活動が広がっており、スポーツ界にも波及している。

 大坂選手は自身のツイッターで、「あす準決勝の予定だったが、私はアスリートである前に一人の黒人女性。私のテニスを観戦するよりも、注目されるべきもっと重要なことがある」とし、抗議活動に同調。そのうえで、「私が棄権しても劇的に何か変わることは期待していないが、白人が主流の競技で議論を始めるきっかけになれば、正しい方向に進む第一歩になると思う」とつづった。

 また、「警察官の手で黒人が虐殺され続けているのを見ると、本当に胸が痛くなる。何度も何度も同じ話題を扱うことに疲れ切っている。いつになったら、終わるのだろうか」と悲痛な思いを記した。

 こうした動きを受けて、大会主催者側は27日の全試合を行わず、28日から再開することを明らかにした。

 一方、米プロバスケットボールNBAは26日、予定されていたプレーオフ3試合の延期を発表。同州ミルウォーキーに本拠地を置くバックスが試合をボイコットしたためだ。

 大リーグでも同州に本拠地を置くブルワーズが26日、試合をボイコットし、3試合が延期に。女子バスケットボールWNBAの3試合も延期された。

 米国では相次ぐ黒人への過剰な暴力で人種差別問題への関心が高まっており、11月に迫る大統領選の争点の一つとなっている。

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