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中国、ワクチンの緊急投与を開始

中国の新興製薬会社、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)が軍の専門家と共同開発した新型コロナウイルスワクチン=3月(ロイター)
中国の新興製薬会社、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)が軍の専門家と共同開発した新型コロナウイルスワクチン=3月(ロイター)

 【北京=西見由章】中国当局が、7月22日から医療従事者らを対象に、新型コロナウイルスワクチンの「緊急投与」を開始したことが分かった。国家衛生健康委員会科学技術発展センターの鄭忠偉(てい・ちゅうい)主任が今月23日までに放送された国営中央テレビ(CCTV)の番組で明らかにした。

 鄭氏によると、ワクチンの緊急投与は「ワクチン管理法」に基づいて同委が4月から申請作業を開始。専門家の検証を経て政府が6月下旬、一定の範囲と期間に限定して投与することを認可した。医療従事者のほか食品卸売市場や交通機関、サービス産業の従事者らを対象に「免疫のバリア」をまず確立し、都市全体の運営を安定させるのが目的としている。

 鄭氏は同番組で「秋・冬季の感染拡大を防ぐため、ワクチンの緊急投与の範囲を適度に拡大することも検討する」と述べた。

 新型コロナの感染者が最初に確認され、世界的な感染拡大への責任も問われている中国は、国の威信をかけてワクチン実用化に向けた臨床試験を急いでいる。国有企業の中国医薬集団(シノファーム)傘下の企業はこれまでに国内外の臨床試験で2万人余りにワクチンを接種した。

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