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ベラルーシ大統領選で“政敵排除” 対抗馬の立候補を却下

 ロシア依存からの脱却を図るルカシェンコ氏は近年、ロシア牽制(けんせい)という共通の思惑に基づき、欧米との関係改善を模索してきた。しかし、同氏の強権的手法での権力保持は、人権侵害に敏感な欧米からの批判を招き、「ベラルーシとロシアを再接近させる可能性がある」(西側外交筋)との分析も出ている。

 旧ソ連の政治エリート出身のルカシェンコ氏は1994年の大統領就任以来、反体制派やメディアを弾圧し、独裁体制を築いてきた。しかし長引く経済低迷や強権統治への国民の疲労感に加え、経済活動を優先してイベント開催などを制限せず、新型コロナ対策を事実上放棄。これにより流行を招いたことで、同氏の人気は急落した。同国は感染者数を約6万5千人と公表しているが、国内外からは過少申告が疑われる。

 今回の大統領選は当初、ルカシェンコ氏の独裁統治や新型コロナ対策を批判したババリコ氏やツェプカロ氏、チハノフスキー氏に支持が集まり、近年になく注目された。

 5月に同国のインターネットサイト上で行われた非公式の世論調査では、ババリコ氏の支持が50%を超え、ツェプカロ氏とチハノフスキー氏も10%を超えた一方、ルカシェンコ氏は5%台にとどまっていた。

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