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感染1300万人超 WHO事務局長「誤った方向」と危機感

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長(ロイター)
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は13日、ジュネーブでの記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、「あまりにも多くの国が誤った方向に進んでいる」と訴え、感染防止策を徹底していない政府に対して改善を求めた。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナの感染者が13日、世界全体で累計1300万人を超えた。米国やブラジルなどで感染者が急増。4日で100万人増加し、過去最悪のペースを更新した。感染死者数は13日、57万人を超えた。

 テドロス氏は会見で「南北アメリカ大陸が依然として(感染拡大の)震源地」と指摘。「指導者が発する混乱したメッセージが、あらゆる対応で決定的に重要な『信頼』を損ねている」との見解を示した。名指しは避けたが、ブラジルや米国を念頭にした発言とみられる。

 新型コロナ感染の検査で陽性の結果が出たブラジルのボルソナロ大統領は記者団の前でマスクを外すなど新型コロナを軽視する姿勢を続けている。トランプ米大統領も「個人の問題」と主張し、最近までマスク着用に否定的だった。

 テドロス氏はマスク着用や手洗い、「社会的距離」の確保などといった対策に従わなければ「状況は悪化の一途をたどる」と強調した。

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