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金正恩氏が会議でコロナ対策強化を指示 「緩和は危機招く」

 2日、北朝鮮・平壌で開かれた朝鮮労働党政治局拡大会議に出席した金正恩党委員長(朝鮮中央通信=共同)
 2日、北朝鮮・平壌で開かれた朝鮮労働党政治局拡大会議に出席した金正恩党委員長(朝鮮中央通信=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、朝鮮労働党政治局拡大会議が2日に平壌で開かれ、新型コロナウイルスに対応した半年間の事業総括などを行ったと報じた。

 司会を務めた金正恩(キム・ジョンウン)党委員長は、周辺国で感染の再拡散が続いていると指摘し、「拙速な防疫緩和は、取り返しのつかない致命的な危機を招く」として、非常防疫体制のさらなる強化を指示した。

 北朝鮮は1月以降、中国との国境を実質封鎖する厳しい防疫措置を取り、経済にも深刻な打撃を与えていると伝えられており、住民らが一層不満を募らせる可能性がある。

 金氏は会議で「ウイルスの国内侵入を徹底的に防いでいる」と強調したが、新型コロナが原因とされる多数の死亡例も伝わっており、今回の指示は、現状に対する深刻な認識を物語っているといえそうだ。

 会議では「党の対外事業に関する重要問題」も話し合われたとしているが、詳しい内容は公表されなかった。開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破するなど、韓国への強硬な「敵対措置」に出た後、金氏が6月23日の党中央軍事委員会の会議で、軍事行動計画の保留を決めた対韓国問題を扱ったかどうかも明らかにされなかった。

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