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フィヨン元仏首相に実刑判決 秘書給与を不正受給

フランスのフィヨン元首相(左から2人目)と妻(左)=29日、パリ(ロイター)
フランスのフィヨン元首相(左から2人目)と妻(左)=29日、パリ(ロイター)

 議員秘書給与の不正受給疑惑で公金横領などの罪に問われたフランス元首相のフランソワ・フィヨン被告(66)に対し、パリの裁判所は29日、求刑通り禁錮5年(うち2年実刑)、罰金37万5千ユーロ(約4500万円)の判決を言い渡した。地元メディアが伝えた。

 裁判長は判決で、元首相を「誠実さも模範を示す姿勢も欠けていた」と厳しく指摘した。秘書として給与を受け取った妻ペネロプ被告は、執行猶予付き禁錮3年と罰金の有罪判決。弁護側は控訴する方針を示した。

 元首相らは1998~2013年、議員秘書として勤務実態がないのに、妻に計60万ユーロを超す給与を議会から受給させたなどとして起訴された。元首相の子どもが秘書として受け取った給与もあり、裁判所は横領された公金は計100万ユーロを超すとして、夫妻らに返金を命じた。

 フィヨン元首相(在任07~12年)は、マクロン大統領が勝利した17年の大統領選で最有力候補と目されたが、事件の発覚が大きな要因となり大統領選の第1回投票で敗退した。(共同)

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