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ニクソン流のトランプ氏か、ケネディ流のバイデン氏か 米大統領選

 対するバイデン陣営や民主党指導部は、トランプ氏が1日にホワイトハウス前のデモ参加者を強制排除して教会を訪れたことを根拠に、同氏が暴徒だけではなく抗議デモ自体を敵視しているとの印象づけを図る。

 バイデン氏は9日、暴行死した黒人の葬儀にビデオメッセージを送り、ケネディ氏のひそみに倣うかのように黒人の差別解消と生活向上に向け寄り添っていく姿勢を強調した。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、両者の対決を想定した平均支持率(10日現在)はバイデン氏49・6%、トランプ氏41・6%。先のCNN調査では、65%がトランプ氏のデモ対応を支持しないと答えた。

 これだけ見ると、流れはバイデン氏有利にもみえるが、トランプ氏の熱烈な支持層も依然、強固な結束を維持している。

 事件を機に民主党の急進左派などが唱える「警察解体」や「警察予算打ち切り」は今後、治安悪化を恐れる郊外在住者など穏健な無党派層の投票動向に影響を及ぼす可能性も高い。

 果たして勝つのはニクソン流のトランプ氏か、ケネディ流のバイデン氏か。人種という米国の重い懸案をめぐる戦いの行方は、まだ見えない。

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