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中国、5月の輸出3・3%減 世界経済悪化でマイナスに再転落

 【北京=三塚聖平】中国税関総署が7日発表した5月の貿易統計(ドル建て)によると、輸出は前年同月比3・3%減の2068億ドル(約22兆7千億円)だった。4月は3・5%増と4カ月ぶりのプラスだったが再びマイナスに転じた。欧米の新型コロナウイルス蔓延(まんえん)で世界経済が悪化し、世界的な需要減退で中国の輸出が再び低迷している。

 中国の輸出は、新型コロナ直撃で1~2月に17・2%減と大幅に悪化したが、4月には中国で企業活動の再開が進んで回復していた。ただ、4月はたまっていた海外受注に対応する動きがあり、一時的に回復に勢いが出た可能性もある。

 一方、5月の輸入は16・7%減の1438億ドルで、4月(14・2%減)から落ち込み幅が拡大。世界経済混乱が影響したもようだ。

 また、1~5月の累計では輸出が前年同期比7・7%減で、輸入が8・2%減だった。このうち米国からの輸入は7・6%減で、1~4月の5・9%減から下落率を広げている。米中両国が今年1月に署名した「第1段階」の貿易協定は米産品の購入拡大が柱で、米国からの輸入減少は新型コロナや香港問題を受けて先鋭化する米中対立の火種になる恐れがある。

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