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ひたむきな運動、国際社会にも「拉致」提起 横田滋さん悼む声

 訪米に同行した支援組織「救う会」の島田洋一副会長は「拉致という深刻な問題を伝える中で、凜(りん)としながらも、優しいほほえみを絶やさない。ムードメーカーで、国際情勢をよく理解し、米国に問題を伝える原動力になった」と語る。

海外からも続々「大きな悲しみ」

 滋さん死去を受け、海外からも追悼が相次いだ。米国務省の広報担当官は「北朝鮮に日本人拉致問題を即座に解決するよう促していく」。トランプ政権高官は「彼の働きをたたえ、北朝鮮に拉致被害者の解放を要求する」とコメントした。

 拉致されたタイ人、アノーチャー・パンチョイさんのおい、バンジョンさんも、「滋さんとのお別れは、私たち拉致被害者家族すべてにとって、大きな悲しみ」と弔意を表した。

 平成14年に5人が帰国して以降、拉致問題は進展がない。日本政府は「最重要、最優先課題」に位置付け、安倍晋三首相は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と無条件で会談する意向を表明したが、道筋は描けていない。政府が認定する未帰国拉致被害者12人の親世代で存命なのは、滋さんの妻、早紀江さんと、有本恵子さん(60)=同(23)=の父、明弘さん(91)の2人だけになった。

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