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【コロナ 台湾に学ぶ】快進撃のプロ野球・楽天モンキーズ

台湾での無観客試合で、楽天はマネキン応援団を配置してゲームを盛り上げた(楽天球団提供)
台湾での無観客試合で、楽天はマネキン応援団を配置してゲームを盛り上げた(楽天球団提供)
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 「暴力猿」。台湾メディアは、5月31日の試合で21安打9得点で勝利した台湾のプロ野球チーム、楽天モンキーズの強力打線をこう表現した。今シーズンが開幕してから楽天はスタートダッシュに成功し、18勝9敗(1日現在)の成績で、ほかの3球団を抑えトップを走っている。

 インターネットサービスを展開する日本のIT企業、楽天が昨年9月、台湾プロ野球の強豪チーム、LAMIGOモンキーズを買収した。楽天は台湾で電子商取引、クレジットカード、電子書籍などの事業を展開しており、台湾に参入することで「RAKUTEN」ブランドの価値向上を図る思惑がある。

 楽天はすでに宮城県に本拠地を置くプロ野球チームを保有しているため、国際的に2球団を持つ企業として話題を集めた。しかし、楽天モンキーズは台湾で迎えた最初のシーズンは、新型コロナウイルスの影響でいきなり無観客試合での開幕を余儀なくされた。

 「貴重な経験をさせてもらった」と球団社長の川田喜則氏が笑った。日本でも球団での勤務が長い川田氏は「お客さんがいない試合はやはり寂しい」と語り、「テレビの画面を通じてどのように野球の楽しさを伝えるのか、ファンの応援をどう選手に伝えるのかを考えて球団職員が一丸となっていろいろと工夫をした」と振り返った。

 約500人分の観客を模した人形パネルに加え、マネキンとヒト型ロボットで構成される応援団を客席に配置し、ゲームを盛り上げた。監督の曽豪駒氏は選手に対し「テレビの前で応援してくれているファンの姿を想像してプレーせよ」とハッパをかけた。

 新型コロナの新規感染者の減少に伴い、5月初めから観客を入れるようにした。こうした中で、楽天は快進撃を続けている。(桃園 矢板明夫)

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