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G7サミット9月に延期 ロシアや韓国など参加国拡大も

報道陣に親指を立ててあいさつするトランプ米大統領=30日、ホワイトハウス敷地内(ロイター)
報道陣に親指を立ててあいさつするトランプ米大統領=30日、ホワイトハウス敷地内(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は5月30日、6月末頃にワシントン首都圏での開催を目指していた先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)を9月に延期すると明らかにした。大統領専用機の機中で記者団に語った。

 トランプ氏はまた、現行のG7の枠組みは「世界の状況を適切に反映しておらず、極めて時代遅れだ」とし、ロシア、オーストラリア、インド、韓国を加えて「G10またはG11」に拡大したい意向を表明した。

 G7拡大の意図についてホワイトハウスのファラー戦略広報部長は「中国に対して今後どう取り組んでいくかに関し伝統的同盟国を糾合し話し合うことができる」と説明した。

 ロシアはかつてG8の一員だったが、2014年のウクライナ南部のクリミア併合を受けて放逐された。

 昨年の仏ビアリッツG7サミットでもトランプ氏は「次回からロシアを復帰させたい」と提案したが、英仏独に反対されて断念した経緯がある。

 今回も、クリミアに加えて、ウクライナ東部での軍事行動の責任をロシアが明確にしないまま復帰することに英独仏が難色を示すのは必至とみられる。

 トランプ氏は具体的な開催時期について、9月15日にニューヨークで始まる国連総会の前後になるとの見通しを示す一方、11月3日の米大統領選後になる可能性もあると語った。

 トランプ氏はG7サミットを通常通り開き、新型コロナウイルス感染で打撃を受けた世界の「正常化」を印象付ける考えだった。

 ただ、米メディアなどによると、ドイツのメルケル首相が出席を辞退すると表明したほか、他にも出席に消極的な首脳がいたことから、6月末にG7首脳全員が勢ぞろいして開催するのは極めて難しいと判断したとみられる。

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