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中国序列3位の栗氏「台湾独立派にあらゆる手段」 武力行使の発動示唆 反国家分裂法で蔡英文政権を威嚇

手を振る中国の栗戦書・全人代常務委員長=29日、北京の人民大会堂(共同)
手を振る中国の栗戦書・全人代常務委員長=29日、北京の人民大会堂(共同)

 【北京=西見由章】中国共産党序列3位の栗戦書・全国人民代表大会(全人代)常務委員長は29日、北京で開かれた座談会で「もし台湾独立勢力が独断専行で向こう見ずなことをすれば、われわれは反国家分裂法に照らしてあらゆる必要な手段をとる」と述べ、国家主権と領土保全を断固守る姿勢を強調した。

 台湾の蔡英文政権は2期目に憲法改正議論を進める方針を示しており、「台湾独立」の動きとみた中国側が軍事行動の選択肢をちらつかせて威嚇したとみられる。

 座談会は台湾独立の動きがあった場合に武力行使することを規定した「反国家分裂法」の施行15周年を記念して開かれた。栗氏は 蔡政権を念頭に「台湾独立勢力は情勢の判断を誤り、われわれの国家主権と領土保全を守る最低ラインに重大な挑戦を行っており、断固として打撃を与えなければならない」と主張した。

 さらに栗氏は、同勢力が「香港の状況を利用して一国二制度を歪曲(わいきょく)している」と批判した。蔡氏が香港の混乱を理由に「一国二制度」は実現不可能だとして中国側の統一要求を拒否していることを受けた発言だ。

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