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【北京春秋】「オンライン飲み会」流行しない中国 日本との距離

北京市内の観光地「頤和園」。入国制限のため、いつもは多い外国人観光客の姿はほとんどなかった=5月(三塚聖平撮影)
北京市内の観光地「頤和園」。入国制限のため、いつもは多い外国人観光客の姿はほとんどなかった=5月(三塚聖平撮影)

 「オンライン飲み会をやるけど参加しない?」

 最近、日本の友人からこんな誘いが立て続けにあった。そういえば中国では、新型コロナウイルス禍でオンライン飲み会が流行したという話は耳にしない。中国のSNSを見ると「酒を飲むのは人と直接交流することが目的だから、オンライン飲み会では意味がない」といった声があった。「日本人は本当に飲み会が好きなんだな」という指摘もあり思わずうなずいた。

 北京、東京、栃木、奈良などに住む参加者からなる会もあったが、これなどはオンライン飲み会ならではだろう。缶ビールを片手にスマートフォンの画面に映る友人の顔を見ながら話をしていると、中国と日本との距離は感じなかった。

 一方で、北京に住む日本人駐在員と会うと、日本との距離を痛感させられる話題が本当に多い。

 「妻と娘が秋田に一時帰国したままで、北京に戻ってくるメドが立たない」

 「日本にいる家族の病状が深刻だが、まさかのときにも帰国はできなそうだ」

 感染防止対策のため、日中間の往来が相互に制限されているためだ。日本から必要な技術者が来ることができず、企業活動に支障が生じ始めているという話も耳にする。「一体この状況がいつまで続くのか」と言うのがあいさつ代わりになって久しい。(三塚聖平)

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