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元抑留者の田中猛さん死去 帰国後、再びロシアで生活

ロシア人の友人(左)と交流する田中猛さん=2011年5月、ロシア・ハバロフスク(共同)
ロシア人の友人(左)と交流する田中猛さん=2011年5月、ロシア・ハバロフスク(共同)

 元シベリア抑留者の田中猛(たなか・たけし)さんが7日、心疾患の合併症のためロシア極東ハバロフスクの病院で死去した。市民団体「シベリア抑留者支援・記録センター」が明らかにした。93歳だった。長崎県出身。抑留後に帰国を果たしながらロシアに戻り長期間暮らした異色の日本人だった。葬儀・告別式の予定は未定。

 長崎工業学校を卒業後に中国・大連の南満州鉄道(満鉄)の研究所に就職。1945年5月に召集され関東軍に入隊し、終戦後に旧ソ連に抑留された。

 シベリアの収容所4カ所で捕虜生活を余儀なくされた後、49年10月に帰国。業界紙記者や月刊誌編集長などを経て95年からハバロフスクに移住し日本語教師を務めていた。

 最近の日本への一時帰国の際には小学校などで講演活動も行い、2017年に第3回シベリア抑留記録文化賞功労賞を受賞した。(共同)

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