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北朝鮮側から韓国に銃撃 境界線付近、警告射撃も

北朝鮮との境界線付近=2019年12月、韓国・パジュ(AP)
北朝鮮との境界線付近=2019年12月、韓国・パジュ(AP)

 【ソウル=名村隆寛】韓国軍合同参謀本部によると、3日午前7時40分ごろ、南北軍事境界線付近の南側にある韓国側の監視所に向け、北朝鮮側から数発の銃撃があった。韓国軍は警告射撃をしたが交戦には至らなかった。人的被害はないという。

 韓国側が銃撃されたのは中部前線の区域で、韓国軍は北に向け警告放送と2回の射撃をした上で、再発防止に向け軍の通信を使い北朝鮮側と連絡を試みた。

 北朝鮮は前日、国営メディアを通じて金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による肥料工場の完工式への出席を伝え、重体説が出ていた金正恩氏の健在を誇示したばかり。韓国では金正恩氏の健在判明をメディアが大きく報じたほか、死亡説などを主張した脱北者出身の国会議員当選者が責任を問われている。

 韓国メディアによれば、韓国軍関係者は現場が当時、霧が濃かったため、偶発的な発砲とみているという。ただ、金正恩氏の健康不安説の払拭に加え、米韓を牽制(けんせい)、挑発することで、北朝鮮側に関心を向けたいという意図もうかがえる。韓国の元軍関係者は「北朝鮮の昔からの常套(じょうとう)的な挑発手段であり、金正恩政権に変化がないことがうかがえる」とみている。

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