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全人代、5月22日開幕へ 中国、感染封じ込め誇示 異例の成長目標見送りも

中国の習近平国家主席(新華社=共同)
中国の習近平国家主席(新華社=共同)

 【北京=三塚聖平】中国の立法機関、全国人民代表大会(全人代)の常務委員会は29日、新型コロナウイルスの流行を受けて延期されていた第13期全人代第3回会議を5月22日から北京で開くことを決めた。国営新華社通信によると、国政助言機関の人民政治協商会議(政協)も5月21日から北京で開く。

 全人代は、3月5日の開幕を予定していたが、新型コロナの感染拡大により2月に延期を決定した。4月8日に感染源となった湖北省武漢市の封鎖措置を解除するなど、中国は「国内での感染流行のピークは過ぎた」(習近平国家主席)と強調。全人代で、感染封じ込めを国内外にアピールするとみられる。

 全人代は、全体会議を毎年1回開催し、法律の制定・改正や国家予算の承認などを行っている。1998年以降は毎年3月5日に開幕していた。中国の重要政治日程であり、感染症の流行による延期は極めて異例だった。

 全人代が開催できずにいることで、中国の政治、経済、外交への影響が指摘されている。全人代では例年、その年の国内総生産(GDP)成長率目標を表明しているが、今年はまだ明らかになっていない。中国経済の先行きが不透明なため、目標の設定を見送るべきだという意見も出ている。

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