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世界の軍事費206兆円で最高額更新 3・6%増、米中押し上げ

南シナ海の中国人民解放軍海軍艦隊を視察する習近平国家主席=2018年4月12日(新華社=AP)
南シナ海の中国人民解放軍海軍艦隊を視察する習近平国家主席=2018年4月12日(新華社=AP)

 【ロンドン=板東和正】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は27日、2019年の世界の軍事支出(一部推計値)が前年比3・6%増の1兆9170億ドル(約206兆円)だったと発表した。米国や中国が世界全体の増加を牽引(けんいん)し、1988年以降の最高額を更新した。

 SIPRIは、新型コロナウイルスの感染拡大による経済危機が、将来の軍事支出に影響を与えると分析し、増加傾向にある軍事支出が2020年で減少する可能性を示唆した。

 19年の世界の軍事支出の年間の増加率は10年以降で最高だった。1位の米国は17年以降に1万人以上の米軍兵士を新規採用したことなどから、7320億ドルと5・3%増えた。世界全体の38%を占め、上位国2~11位の総額とほぼ同じ規模となった。

 2位の中国は2610億ドルで5・1%増。南シナ海で人工島の軍事拠点化を加速させるなど軍事支出が増え続けている。前年4位だったインドは3位に上昇し、6・8%増の711億ドル。4、5位にロシア、サウジアラビアが続いた。前年8位だった日本は0・1%減の476億ドルで9位だった。

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