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露空挺部隊、北極圏に降下 実効支配強化狙い訓練

北極圏上空の高度1万メートルから飛び出すロシア軍空挺部隊兵士=24日(ロシア国防省提供、タス=共同)
北極圏上空の高度1万メートルから飛び出すロシア軍空挺部隊兵士=24日(ロシア国防省提供、タス=共同)

 ロシア国防省は26日、軍空挺(くうてい)部隊が北極圏のロシア領の島に降下し、訓練を実施したと発表した。北極圏へのパラシュートによる集団降下は史上初としている。タス通信などが伝えた。

 ロシアは北極圏の資源開発と北極海航路の整備を国家戦略として推進している。降下訓練は、北極海をめぐる米国やカナダなどとの領有権争いを視野に、実効支配強化を狙う意図がありそうだ。

 空挺部隊は高度1万メートルの大型輸送機イリューシン76から降下し、北極圏バレンツ海にあるフランツヨシフ諸島のアレクサンドラ島に着地した。3日間島に滞在し、攻撃訓練や、北極圏の環境下で生き延び、脱出する訓練も実施した。

 ロシアは自国の天然ガス埋蔵量の8割が北極圏にあり、石油や貴金属なども豊富だと見込んで開発を急いでいる。(共同)

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