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長期地方滞在で錯綜…健康不安説の金正恩氏、コロナ避け?

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 【ソウル=桜井紀雄】「手術後に重体」といった健康不安説が浮上した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長について、韓国当局は、東部の元山(ウォンサン)地域に滞在していると分析している。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、人口が密集する首都の平壌を避けているとの見方があり、最高指導者の長期の首都不在が身辺異変説に拍車を掛けている可能性もある。

 金氏は11日に平壌で党政治局会議に出席後、一部メディアが12日に手術を受けたと報じた内陸部の妙香山(ミョヒャンサン)ではなく、側近らと元山周辺地域にとどまっている-。これが韓国情報当局の見方だ。14日に巡航ミサイルを発射した近隣の文川(ムンチョン)の現場も訪れたとみている。

 金氏は元山の別荘に幼い頃から慣れ親しんだとされ、最高指導者就任後も頻繁に訪問。平壌に次ぐ「第2の官邸」機能を果たしてきた。付近では、金氏肝いりで大規模リゾート開発も進むが、1月下旬に新型コロナへの非常防疫態勢に入ってから東部地域での演習やミサイル発射の視察が一層目立つようになった。

 韓国国会の尹相現(ユン・サンヒョン)外交統一委員長は21日、金氏が手術を受けた可能性に言及しながら「最近、平壌が完全に封鎖された」との情報を明らかにした。平壌に変わった様子はないとの情報も一方であるが、北朝鮮が首都の防疫に神経をとがらせているのは確かなようだ。

 金氏らに健康不安説が持ち上がると、公の場に登場することで払拭してきたが、22日現在も金氏の動静報道は確認されていない。

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