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米豪、艦艇を南シナ海に派遣 中国調査船を牽制

南シナ海のティトゥ島から見える、スプラトリー(南沙)諸島の人工珊瑚礁上に立つ中国の建造物=2017年4月21日(AP)
南シナ海のティトゥ島から見える、スプラトリー(南沙)諸島の人工珊瑚礁上に立つ中国の建造物=2017年4月21日(AP)

 【シンガポール=森浩】南シナ海で中国の調査船が他国の排他的経済水域(EEZ)内で調査活動を続けている問題をめぐり、米軍とオーストラリア軍は22日までにマレーシア沖に艦艇を派遣した。各国が新型コロナウイルス対策に傾注する中で、南シナ海の実効支配を強化する中国を牽制(けんせい)する目的があるもようだ。

 ロイター通信などによると、中国の調査船「海洋地質8号」は14日、ベトナム沿岸から158キロの地点で確認された後、16日にマレーシア沖に移動。マレーシアの国営石油会社ペトロナスの調査船近くを航行したことが確認されている。

 米軍が派遣したのは、強襲揚陸艦など3隻。米インド太平洋軍報道官は艦艇の詳細な位置は言及しなかったが、「地域の安全と繁栄を支える国際的原則を推進する」と意義を強調した。豪州もフリゲート艦を派遣し、3隻と合流した。豪州は「共同での演習の一環」としている。

 中国は埋蔵資源が豊富に存在するとされる南シナ海で海底資源の調査を進めている。中国外務省の耿爽報道官は21日の記者会見で、調査船について「中国の管轄水域で通常の活動を行っている」と主張した。

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