PR

ニュース 国際

北朝鮮、2日遅れで最高人民会議 中枢メンバーを大幅刷新

北朝鮮・平壌で開かれた朝鮮労働党政治局会議に出席した金正恩・朝鮮労働党委員長(中央奥)=11日(朝鮮中央通信=共同)
北朝鮮・平壌で開かれた朝鮮労働党政治局会議に出席した金正恩・朝鮮労働党委員長(中央奥)=11日(朝鮮中央通信=共同)

  【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮メディアは13日、平壌で12日に国会に当たる最高人民会議が開かれたと報じた。国の最高政策指導機関である国務委員会について、李善権(リ・ソングォン)外相が国務委員に選出されるなどメンバーが大幅に入れ替わった。当初、10日に開くとしていた会議の日程が変更された理由には触れられなかった。新型コロナウイルスの感染拡大が何らかの影響を与えた可能性もある。

 国務委員には他に、ともに朝鮮労働党副委員長で軍需担当として核・ミサイル開発を主導してきた李炳哲(ビョンチョル)氏や国際担当の金衡俊(キム・ヒョンジュン)氏ら4人が選ばれた一方、国際担当党副委員長だった李洙●(=土へんに庸)(スヨン)氏や李容浩(ヨンホ)前外相、努光鉄(ノ・グァンチョル)前人民武力相ら5人が解任された。北朝鮮の非核化などをめぐる米朝交渉が行き詰まる中、外交ラインの刷新を印象付けた。

 会議では、新型コロナについて「わが国に1人の感染者もいない」と改めて主張した。ただ、中国との国境も事実上封鎖する強力な防疫策の経済への影響は大きいとみられ、新年度予算では、経済建設に前年度より6・2%多い総額の47・8%を配分。保健部門の予算は7・4%増額した。国防費は微増の15・9%を振り分けた。

 議場に並んだ680人余りの代議員はマスクを着けていなかった。代議員ではない金正恩(キム・ジョンウン)党委員長は出席しなかったが、最高人民会議に提出する議案をまとめる党政治局会議を11日に主宰。「感染症に対処して人民を保護する国家的対策」の徹底方針を決定した。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ