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韓国、シンガ、台湾…スピード最優先で新型コロナ押さえ込み

積極的な情報発信

 シンガポールは3日までに新型コロナウイルスに1114人が感染し5人が死亡したが、他国の増加ペースと比べ、拡大を押さえ込んでいるといえる。強制力を伴う迅速な対策や積極的な情報発信が奏功した形だ。

 政府は2月1日には、世界に先駆けて中国本土に滞在した人の入国を原則として禁止。水際対策を強化した。2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行で33人が死亡した苦い経験を踏まえたという。

 同時に感染者の国籍、年齢、性別、感染者が出た企業名などの詳細の公表に踏み切った。クラスター(感染集団)を公にし、感染ルートの追跡を容易にするためだ。積極的な情報発信は、悪質な偽情報や噂の蔓延(まんえん)を防ぐ狙いもある。

 3月末には集団感染につながる「3密(密閉、密集、密接)」を避けるために感染症対策法を厳格化した。公共の場所で座ったり列を作ったりする場合、他人と1メートル以上の距離を保つことを求めた。違反した場合、罰則も設けている。

 それでも感染経路が特定できないケースが増えており、4月7日から国内の学校や職場を1カ月間閉鎖する。リー・シェンロン首相は3日の演説で「感染拡大を先取りし、断固とした行動を取るべきだと判断した」と話し、迅速な措置の重要性を強調した。(シンガポール 森浩)

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