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中国、G20で「国際社会の称賛」演出へ 感染拡大責任論封じ込め

マスク姿で北京市内の施設を視察する中国の習近平国家主席=2月10日(新華社=共同)
マスク姿で北京市内の施設を視察する中国の習近平国家主席=2月10日(新華社=共同)

 【北京=西見由章】中国外務省の耿爽(こうそう)報道官は25日の記者会見で、26日にテレビ会議形式で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議について、新型コロナウイルスへの対応にあたって「団結の強化や経済の安定化」などに関する積極的なシグナルを発信することに期待すると述べた。

 耿氏は、中国による感染押さえ込みの成果や各国への協力が「国際社会の広範な称賛を受けている」と自賛した。習近平国家主席は同会議で、中国の初動の遅れが世界的な感染拡大を招いたとする中国責任論を封じ込め、逆に世界への貢献をアピールする構えだ。

 中国当局は、感染者が激増する米国が中国に責任転嫁しようとしているとの宣伝工作を展開。25日付の中国紙、環球時報(英語版)は、昨年10月に武漢で開かれた世界軍人スポーツ大会で米軍人がウイルス感染源になったとの説を引用し、米政府はこの軍人のウイルス感染に関する情報を公開すべきだとする専門家の談話を掲載した。

 耿氏は25日、東京五輪を1年程度延期するとした国際オリンピック委員会(IOC)の決定について「アスリートや参加者らの健康と安全に対する責任ある態度の表れだ」としてIOCや日本政府を評価した。

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