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北の弾道ミサイルは約410キロ飛行 韓国軍が分析

 3月20日、北朝鮮軍の「西部前線大連合部隊」の砲撃訓練を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)
 3月20日、北朝鮮軍の「西部前線大連合部隊」の砲撃訓練を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮は21日午前6時45分ごろと同50分ごろ(日本時間同)、北西部の平安北道(ピョンアンプクト)宣川(ソンチョン)付近から北東方向の日本海に向けて飛翔(ひしょう)体2発を発射した。韓国軍合同参謀本部は、短距離弾道ミサイルとの見方を示した上で、約410キロ飛行し、高度約50キロに達したと明らかにした。日本の防衛省は、日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下したと推定されると発表した。北朝鮮によるミサイルの発射は9日に続いて今年3回目。

 北朝鮮国営メディアは21日、国会に当たる最高人民会議が4月10日に平壌で招集されると伝えた。同会議の開催は昨年8月以来。非核化などをめぐる米国との交渉が行き詰まり、新型コロナウイルスの世界的拡大が北朝鮮経済にも影響する中、新たな方針が打ち出されるかが注目される。

 国営メディアはまた、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が20日に朝鮮人民軍の西部前線連合部隊による砲撃対抗競技を指導したと報じた。黄海側で行われたもようだ。

 2月末以降、金氏の訓練視察は5回目。3月2日と9日には、砲撃部隊の打撃訓練として、北朝鮮が「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」と呼ぶ事実上の短距離弾道ミサイルを発射した。韓国軍当局は、軌道から今回は昨年試射された新型弾道ミサイルと同種の可能性があると分析している。北朝鮮が新型コロナ対策で国内統制を強める中、国防に抜かりがないことを誇示し、国内の不安感を払拭する狙いとみられる。

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