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ニューヨーク州、市郊外の一部地域を閉鎖 米国の感染者は1000人超に

10日、米ニューヨーク市近郊ニューロシェルで、マスクをして歩く男性(ロイター=共同)
10日、米ニューヨーク市近郊ニューロシェルで、マスクをして歩く男性(ロイター=共同)

 【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨーク州のクオモ知事は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染者が集中している同州ウエストチェスター郡の一部地域を12日から2週間、「封じ込め地域」に指定し、施設などを閉鎖すると発表した。

 閉鎖されるのは、同郡ニューロシェルから半径約1・6キロの範囲。AP通信によると、ニューヨーク市郊外に位置する同地域には約7万9千人が居住、勤務しているという。地域内での行動は制限されないが、学校や教会、集会場などが閉鎖される。クオモ知事は同時に州兵の派遣も決定し、食料の配達や地域内の消毒にあたるという。在ニューヨーク日本総領事館の調べでは、ニューロシェルには日本人の居住者が約110人いる。

 クオモ知事によると、ニューヨーク州内の感染者は10日現在で173人で、このうち100人以上がウエストチェスター郡に集中しており、「米国で最も大きなクラスター(感染者の集団)だ」と指摘した。

 米ジョンズ・ホプキンス大の調査によると、11日午前6時(米東部時間)現在で米国内の感染者は1031人。感染者数は西部ワシントン州が273人で最も多く、続いてニューヨーク州となっている。

 一方、米主要大学もコロナウイルス対策に乗り出しており、ハーバード大学(マサチューセッツ州ケンブリッジ)は10日、春休み明けの23日以降、オンライン講座に移行すると発表。コロンビア大学(ニューヨーク市)は9~10日を休講とし、オンライン講座に移行する。

 ニューヨーク市中心部にある国連本部でも10日、感染拡大への懸念から一般客の入場を同日夜から禁止すると発表した。国連本部を見学するツアーも当面の間中止となる。

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