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中国物価5・2%上昇 新型コロナで物流停滞が響く

9日、中国・北京の地下鉄駅の階段を上る、マスク姿の乗客ら(AP)
9日、中国・北京の地下鉄駅の階段を上る、マスク姿の乗客ら(AP)

 【北京=三塚聖平】中国国家統計局が10日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で5・2%上昇した。伸び率は1月(5・4%)から若干鈍化したものの、依然として2019年の政府目標だった3%前後を大きく上回る。アフリカ豚熱(ASF)の影響が残る豚肉価格の高騰に追い打ちをかける形で、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの流行による影響が直撃した。

 食品価格の上昇率は、1月に続いて2割を上回っている。統計局は、感染拡大を防ぐため中国各地で移動制限措置がとられたことにより物流が滞ったほか、人手不足で配送コストが上昇したことなどが響いたと分析している。自宅にこもるため買いだめが行われたとも指摘した。

 豚肉価格は前年同月比で約135%上昇し、これだけでCPIを3・19ポイント押し上げている。

 一方、同日発表した2月の工業品卸売物価指数(PPI)は、前年同月比で0・4%下落。2カ月ぶりにマイナスに転じた。新型ウイルスの影響で企業が生産停止に陥ったほか、需要が低迷したのが要因。原油価格の下落でエネルギー関係も落ち込んでいる。

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