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台湾の次期副総統・頼清徳氏「友好関係に利することは何でもやる」訪日に意欲 新型肺炎で中国の対応に憂慮 

2月15日、台北市内で産経新聞の単独インタビューに応じる頼氏
2月15日、台北市内で産経新聞の単独インタビューに応じる頼氏

 【台北=矢板明夫】1月11日に行われた台湾の総統選挙で副総統に当選した頼清徳氏は16日までに、台北市内で産経新聞の単独インタビューに応じ、5月20日に行われる就任式の前に「機会があれば、ぜひ日本に行ってみたい」と訪日に前向きな姿勢を示した。頼氏は2月上旬に台湾の次期副総統として初めて訪米し、トランプ大統領ら米国内外の要人が出席した大型会議に参加するなど台湾の存在感をアピールした。頼氏の訪日が実現すれば、日台関係は大きく前進する。

 頼氏は日本訪問について「今は具体的な計画はない」としながら「多くの日本の友人から就任前に来てほしいと誘われている」とも語り「台湾と日本の友好関係に利することであれば、なんでもやりたい」と意欲を示した。今後の日台関係について、頼氏は「関係を発展させるのにまだやれることはたくさんある」とし、スポーツ交流の具体的な提案として「台湾のプロ野球チームが日本のプロリーグに参加できれば面白いと思う」と話した。

 中国発の新型コロナウイルスの感染拡大については「中国の不透明かつずさんな対応」が要因との見方を示した。そのうえで、中国の妨害によって、台湾は世界保健機関(WHO)や国際民間航空機関(ICAO)などの国際組織から排除されているため、最新の情報が入らず予防対策に影響が出ていることを明らかにした。

 頼氏は「こんなことをするのは、人権を無視する独裁国家だけだ」と中国の対応を批判した。

 1月の総統選挙で、蔡英文総統が約817万票という史上最高の得票で勝利したことについて、頼氏は「台湾の有権者が民主主義を守ろうとした意志」と「民進党政権の改革姿勢が評価された」と分析した。同時に、中国による選挙介入に対し、台湾当局がしっかりした対策を取ったことにより、介入の影響を小さく抑えたことも関係していると指摘した。

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