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シリア・トルコ衝突で緊迫 最後の牙城イドリブで攻防

 トルコがイドリブ県を実効支配すれば、アサド政権の安定を脅かすカードを持つことになる。同時に、イドリブ県周辺の制空権はロシアが握っているため、トルコ軍のアサド政権軍への攻撃規模はおのずと限定されるとの見方が多い。

 カタールの衛星テレビ局アルジャジーラ(電子版)は「トルコが軍事的緊張を高めているのは、ロシアに政権側との停戦を仲介するよう強いるためだ」という識者の見方を伝えた。

 12日には米国務省のジェフリー・シリア担当特別代表がトルコを訪れ、同国の高官とシリア情勢を協議した。

 トルコは昨年10月、シリア北部のクルド人民兵組織を越境攻撃した際、米国との停戦合意からロシアとの合意に乗り換え、クルド人勢力を国境周辺から撤退させることに成功した経緯がある。今回は米国を引き込み、ロシアとの交渉を有利に展開する狙いも見え隠れしている。

 トルコはアサド政権に対し、2月末までにイドリブ県への攻撃を停止しなければ、実力で後退させるとしている。それまでにロシアとの間で打開策を見いだせるかが当面の焦点だ。

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