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カンボジアに「経済制裁」 EU、野党弾圧を深刻視

11日、カンボジアの首都プノンペンで衣料品工場から退勤する女性工員ら(AP)
11日、カンボジアの首都プノンペンで衣料品工場から退勤する女性工員ら(AP)

 カンボジアのフン・セン政権の野党弾圧を深刻視する欧州連合(EU)の行政府、欧州委員会は12日、事実上の経済制裁となる同国製品輸入時の優遇関税を一部停止すると発表した。同国の対EU輸出総額の約5分の1が停止対象で、8月12日から施行予定。カンボジアは輸出の45%がEU向け(2018年)。経済的打撃となりそうだ。

 カンボジア外務省は「不当な決定で遺憾だ」との声明を出した。

 EUは発展途上国の中でも特に発展が遅れた国から無関税、数量無制限で対EU輸出を認める特恵制度「武器以外の全て(EBA)」を設け、産業振興を後押ししているが、欧州委は12日の記者会見で「組織的かつ深刻な人権侵害」が続いていることを部分停止の理由に挙げた。EUのボレル外交安全保障上級代表は「EUは民主主義の後退や自由な言論の封殺を座視しない」と強調した。(共同)

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