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中国軍護衛機が台湾海峡の中間線越える 台湾戦闘機が警告 昨年3月以来

10日、中国軍のH6爆撃機(左)に接近して飛行する台湾空軍のF16戦闘機(台湾・国防部提供)
10日、中国軍のH6爆撃機(左)に接近して飛行する台湾空軍のF16戦闘機(台湾・国防部提供)

 【台北=田中靖人】台湾の国防部(国防省に相当)は10日、中国軍の轟(H)6爆撃機が同日午前、西太平洋に進出した際、護衛機が台湾海峡の中間線を越え台湾本島側に侵入したと発表した。中間線は中台間の事実上の停戦ラインで、中国軍機の中間線越えが明らかになるのは2019年3月末以来。

 国防部によると、侵入時間は「短時間」で、台湾側の戦闘機が無線で警告し、中国軍機は中国本土側に戻った。機種や詳しい飛行経路は明らかにしていない。

 中国軍は9日にも、H6と殲(J)11戦闘機、空警(KJ)500早期警戒管制機の編隊がバシー海峡から西太平洋に進出し、宮古海峡を経て基地に戻る訓練を実施している。

 中国国営新華社通信のサイトによると、中国で対台湾事務を主管する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は10日、台湾の与党、民主進歩党の指導者が、「米台結託の新たな動きを画策している」と主張。軍の行動は頼清徳(らい・せいとく)次期副総統の訪米に対抗したものだと示唆した。

 一方、台湾で対中政策を主管する大陸委員会は10日、中国当局は新型コロナウイルスの感染の拡大防止に集中するべきで、「民族主義感情をあおって注目点をそらすな」とする声明を出した。

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