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WHOが来週の会合に台湾参加認める 加盟国の意見を配慮か

基隆港に停泊しているクルーズ船に乗るために待機する防護服を着た防疫作業員ら=2日、台湾(AP)
基隆港に停泊しているクルーズ船に乗るために待機する防護服を着た防疫作業員ら=2日、台湾(AP)

 【ジュネーブ=板東和正】世界保健機関(WHO)当局者は8日の記者会見で、新型コロナウイルスによる肺炎の治療法やワクチンについて話し合う11~12日の会合に、台湾が参加する方針であることを明らかにした。台湾は「一つの中国」原則を掲げる中国の妨害で、WHOに加盟していない。日米などの加盟国がWHOの台湾排除に異を唱えていたことから、WHOが配慮したとみられる。

 会合はスイス・ジュネーブのWHO本部で開かれる。約400人の専門家が参加予定だが、中国を含め、感染者がいる国を中心に会場に実際に来るのではなく、電話やインターネットを通じて協議する。台湾もオンライン参加となるが、他の参加者と同様に議論に加わることができるという。

 台湾排除の問題をめぐっては、米国の代表が6日のWHO執行理事会で「WHOは台湾の公共の保健機関と直接やりとりをすることが技術的に不可欠だ」と指摘。日本の代表も「特定の地域がオブザーバー参加すらできないことで、地理的な空白地域が生じるような状況は避けなければならない」として米国に賛同していた。

 WHOは加盟国の意見を受けて、台湾の会合の参加を受け入れたとみられる。ただ、台湾の加盟の是非について、WHOは明言を避けている。

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