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上海株大幅下落、企業活動の制限… 春節明けも異常事態続く中国 景気急悪化で世界経済への影響懸念

 新型肺炎による打撃が特に大きいとみられるのが消費産業だ。普段は買い物客らでにぎわう北京の繁華街、王府井では、多くの飲食店や服飾店がシャッターを下ろしたままだ。ショッピングモールの入り口では体温検査が行われる警戒態勢がとられている。

 中国の民間シンクタンク「恒大研究院」の試算によると、映画、飲食・小売り、旅行業だけでも春節期間中の経済損失が1兆元(約15兆6000億元)を上回るという。その上で、2019年10~12月期に6・0%だった国内総生産(GDP)成長率が、20年1~3月期には5%を割り込むとの見込みを示している。

 19年通年のGDP成長率は29年ぶりの低水準となる6・1%にまで落ち込んでいたが、20年はさらなる悪化が避けられないもようだ。米国との貿易戦争の傷が癒えない中国経済にとっては頭の痛い問題となる。また、米国に次ぐ世界2位の規模を持つ中国経済が世界に与える影響は大きく、中国内外で拡大を続ける新型肺炎の影響で世界経済が悪化する恐れもある。

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