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【めぐみへの手紙】お母さんは84歳になりました 残された時間 本当にわずか

北朝鮮へ連れ去られた後に撮影された横田めぐみさんの写真を前に、拉致被害者全員の即時救出を訴える母の早紀江さん。悲しげなまなざしの写真を今も直視できない(中村昌史撮影)
北朝鮮へ連れ去られた後に撮影された横田めぐみさんの写真を前に、拉致被害者全員の即時救出を訴える母の早紀江さん。悲しげなまなざしの写真を今も直視できない(中村昌史撮影)
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 めぐみちゃん、こんにちは。そう、のんきに呼びかけるのも戸惑う思いです。元気にしていますか。今年もあっという間に2月です。お母さんは4日で84歳になりました。どんどん年を取るだけで、誕生日はちっともうれしくありません。けれど、めぐみちゃんはきっと、明るく祝ってくれるはずです。「すごい、おばあちゃんになっちゃったね!」とおちゃめに笑い、抱きついてくる姿を、心に思い描いています。

 お母さんは今、一生懸命に毎日を生きています。体中に衰えを感じ、日々しんどく感じます。そして、病院で必死にリハビリするお父さんの姿を見ると、「一刻も早く、めぐみと会わせてあげなければ」という焦りで全身がしびれます。

 これが老いの現実です。お父さんと、お母さんだけではありません。すべての家族が老い、病み、疲れ果てながら、それでも、被害者に祖国の土を踏ませ、抱き合いたいと願い、命の炎を燃やしているのです。

 私たちに、残された時間は本当にわずかです。全身全霊で闘ってきましたが、もう長く、待つことはかないません。その現実を、政治家や官僚の皆さまは、どう考えておられるのでしょうか。私たちはテレビで、のどかにさえ見える方々の姿を、見つめ続けています。皆さまには、拉致の残酷な現実をもっと、直視していただきたいのです。

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