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新型肺炎の死者が100人超す 北京でも初の死者、WHOトップも中国入り

 【北京=三塚聖平】中国共産党機関紙、人民日報(電子版)によると、新型コロナウイルスによる肺炎の死者が28日朝までに106人に達した。新型肺炎の発生状況が最も厳しい武漢市を含む湖北省での死者は100人になった。27日には北京市でも50歳の男性が死亡したと発表された。首都・北京で新型肺炎による死者が確認されるのは初めて。感染者は中国本土で4409人に増加した。

 死者の大半は湖北省に集中しているものの、北京や上海市、東北部の黒竜江省や南部の海南省など中国各地でも確認されている。

 中国国営中央テレビ(電子版)によると、湖北省では27日に新たに1291人の感染が確認された。死者も24人増加した。四川省や広東省など中国各地でも感染者の拡大が報告されている。中国当局は武漢における事実上の封鎖措置など一連の対策を相次いで表明しているが、感染拡大に歯止めが掛かっていない。

 中国メディアによると、27日に世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が北京入りした。中国政府の関係部門や衛生問題の専門家らと新型肺炎の状況について28日に協議を行う。テドロス氏は、訪中にあたって「中国との協力を強化する」との考えを示した。

 一方、WHOは26日に発表した報告書で、新型コロナウイルスによる肺炎の世界的なリスク評価を、それまでの「並」から「高い」に修正した。修正は評価を変えたためではなく、「記載ミス」があったためだと説明している。

 WHOは、23~25日に発表した報告書で、中国国内のリスクを「非常に高い」、地域のリスクを「高い」、世界的なリスクを「並」としていた。

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