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新型肺炎 中国本土で発症2000人超す 「感染力強まる」移動制限を強化

24日、中国の上海ディズニーランドでマスクをした訪問客(ロイター)
24日、中国の上海ディズニーランドでマスクをした訪問客(ロイター)
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 【北京=西見由章】中国共産党機関紙、人民日報によると、26日夜までに新型コロナウイルスによる肺炎の発症者は中国本土で2050人、うち死者は56人に上った。肺炎発症の公表から1カ月足らずで発症者が2千人を超え、感染拡大の勢いは増す一方だ。国家衛生健康委員会トップの馬暁偉主任は同日記者会見し、「ウイルスの感染力がやや増強している」と認めた。

 一方、馬氏とともに会見した専門家は、ウイルスの変異を注視しているとした上で「明らかな変化の発生は見られない」と述べた。

 中国当局は27日から、海外旅行を含む全ての団体旅行や、航空券と宿泊をセットで手配するサービスを停止するよう旅行業者に指示し、市民の国内外への旅行を大幅に制限する措置に乗り出す。

 また武漢をはじめ湖北省内の大半の都市を封鎖したほか、全国的に移動制限を強化している。例年延べ30億人が移動する春節(旧正月)の大型連休が「感染拡大を防ぐ正念場」(馬氏)とみているためだ。

 国家衛生健康委によると、26日午前0時(日本時間同1時)までの24時間で発症者が688人、死者が15人増えた。上海市と河南省で初の死者が確認されている。感染の疑いがある事例は2684人に上り、発症者は近日中に3千人に達する可能性も出てきた。

 中国本土以外でも感染拡大が続いている。マカオ政府は26日、発症者が3人増加し計5人になったと発表。韓国でも同日、3人目の感染者が確認された。またカナダ当局は25日、新型肺炎に感染したとみられる50代の男性を確認したと発表した。

 中国メディアによると、香港ディズニーランドと香港オーシャンパーク(海洋公園)はいずれも26日から閉鎖された。

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