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中国新型肺炎 死者6人に 感染者は300人超

 【北京=三塚聖平、台北=田中靖人】中国国営中央テレビは21日、湖北省武漢市で新型コロナウイルスによる肺炎の死者が計6人に上ったと伝えた。同市幹部が明らかにした。発症者も増加。中国政府の専門家グループは人から人への感染を確認したと表明し、人の移動が激しくなる春節(旧正月)の大型連休(24~30日)で発症者が拡大するとの見通しを示した。世界保健機関(WHO)は専門家による緊急委員会を22日に開くことを決定。中国国内外で警戒が強まっている。

 中国国家衛生健康委員会の21日の発表では、新たに77人の発症が確認され、中国国内の発症者数は計291人となり、そのうち発生の中心地である武漢を含む湖北省が270人を占めた。省・市が新たに個別発表した分も含めると、発症者は308人に上った。

 中国外務省の耿爽報道官は21日の記者会見で、新型肺炎への対応について「中国は厳密な措置をとっている」と強調。武漢市当局が同市を出入りする全ての人々に対する管理を強化していることを明らかにした。

 一方、台湾の衛生福利部(厚生労働省に相当)は21日、武漢から戻った台湾南部出身の女性(55)が感染したと発表した。台湾での感染者確認は初めて。

 WHOが22日に開催する緊急委員会では、中国以外にも感染が広がっていることを受け、感染拡大の防止策や、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当するかなどが協議される見通し。WHO西太平洋地域事務所(マニラ)は21日、「持続的な人から人への感染があるとみられる」とツイッターで発表した。

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