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【国際情勢分析】茂木外相演説への疑問 権威主義国家に立ち向かう道は

「中国は世界一の軍事強国を追求すべきだ」と主張するベストセラー『中国夢』の著者で、その思想は習近平国家主席の国家戦略にも影響を与えたとされる。

 劉氏は米国への対抗意識をあらわにし、「1949年の中国建国から70年、米国は中国を包囲し、発展を抑えようとしてきた」と主張。「現在の中米の競争が戦争に転化しないことを祈る」と不敵な笑みを浮かべつつ、建国100年を迎える30年後の2049年に「勝利がどちらに転がるのかが楽しみ」と挑発的に語るのだった。

 話は軍事侵攻による台湾統一にもおよび、「中国が台湾を攻撃するときは、(19世紀に起こった米国の)南北戦争で北軍が南軍をやっつけた方法にならいたい」と述べて、会場をざわつかせた。

 南北戦争が米国にとって内戦だったように、中国にとっての台湾統一は国内問題という認識で劉氏が話しているのは間違いない。重要なのは、北軍が米南部の海岸を封鎖することで、南軍側の綿花の輸出と武器弾薬の輸入を阻止して勝利に結びつけた史実だ。

 中国は昨年6月、海軍の空母「遼寧」に台湾を一周させた。同12月には初の国産空母「山東」を就役させ、体制を強化している。故事にならい、米軍を追い払って外部の影響を排除すれば「台湾は簡単にわが手に落ちる」と言いたげだった。

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