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台湾に生きる 二大政党を目指す「基進党」 主席の陳氏

3日、台北市内で取材に応じた台湾の野党、基進党の陳奕齊主席
3日、台北市内で取材に応じた台湾の野党、基進党の陳奕齊主席

 2019年12月21日。台湾南部・高雄市で韓国瑜(かん・こくゆ)氏の市長罷免を求める大規模なデモが行われた。約50万人(主催者発表)が参加して「光復高雄」(高雄を取り戻せ)とのスローガンを掲げて行進した。韓氏は今月11日の総統選で最大野党・中国国民党が擁立した候補者だ。デモ隊は韓氏の親中姿勢などを批判した。

 ただ、デモを主導したのは与党の民主進歩党ではない。「台湾基進党」という聞き慣れない政党だ。16年に創設し、中国との対決姿勢を明確にしている。ネットを駆使し、主に若者の間で支持を広げてきた。

 大手メディアの世論調査では基進党の支持率は5%未満だが、台湾学生連合会が19年12月に実施した大学生、高校生による模擬投票(約1万1千人が参加)では、基進党の支持率は24・1%。同じく台湾本土派の政党、時代力量の26・9%や民進党の25・8%と並び、3強の一角を占めた。中国大陸由来の国民党の支持はわずか3%だった。

 基進党主席の陳奕齊氏(47)は「70年前に中国から渡ってきた国民党が台湾政治の主役を演じる時代は終わりつつある。今の高校生たちが社会の担い手になった頃、民進党と基進党という2つの台湾派政党による政権交代ができる体制にしたい」と語った。

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