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国家分裂のリビアで露とトルコが対立 代理戦争深刻化も

武器を携行して見回るリビア兵=14日、トリポリ(ロイター)
武器を携行して見回るリビア兵=14日、トリポリ(ロイター)
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 トルコが暫定政権の支援強化に意欲を示す背景には、東地中海で発見された天然ガス田の採掘をめぐる争いもからんでいる。ガス田はトルコが国家承認していない「キプロス共和国」の南側沿岸にあり、採掘から締め出されたトルコは11月下旬、暫定政権側と海の境界を定める協定を締結。排他的経済水域(EEZ)を設定し、周辺国の採掘活動やパイプライン建設を阻止する狙いとされる。

 エネルギーを輸入に頼るトルコが、暫定政権への軍事支援強化と引き換えにガス田開発に横やりを入れた形で、ギリシャやイスラエル、エジプトなどが反発している。

 一方、ロシアとトルコの対立はシリアでも深刻化している。ロシアは今月中旬、支援するアサド政権とともに北西部イドリブの武装勢力への攻撃を強化し、国連によると民間人23万人以上が家を捨てて避難、国境を接するトルコに殺到している。すでに370万人のシリア難民を抱えるトルコは、ロシアに攻撃停止を求めている。

 ロシアとトルコは来月8日、首脳会談を行い、リビアやシリアなどの情勢を協議する見通しだ。

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